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 旧ジグザグ会の10・13に向けた活動に好意的に接してくださったり、有形無形のご協力をいただいた人士の方々が多く参加しておられる反資本主義連合(準)が、この9日(土)に講演・討論集会を開催されます。あらかじめ決められた結論を押し付けるものではなく、反資本主義を志向する方々と広く語り合う場にしたいとのことです。同準備会とジグザグ会はその理念や目標において重なる部分も多く、ここにご紹介させていただくと共に参加を呼びかけるものです。
11・9講演討論集会-1
呼びかけ

 昨年末の総選挙で政権を奪還した安倍自民党政権は、さる7月の参院選でも大勝し、衆参両院での過半数を獲得しました。安倍自民党は、「アベノミクス」となづけられた金融緩和・財政出動、そして雇用をはじめとした徹底した規制緩和と大資本への減税を推し進めようとしています。さらに消費税を大幅に引き上げ、社会保障を切り捨て、労働者や民衆の権利と生活を破壊し、貧困・失業と格差を拡大する新自由主義政策を徹底的に推進しようとしてしています。TPPへの参加は、労働者・農民・庶民の生活の悪化に拍車をかけることになるでしょう。

 同時に安倍政権は、福島の被災者を見すて、多くの人びとの反対を押し切って原発の再稼働・輸出を推し進め、沖縄の人びとに犠牲を押しつけながら米国の軍事戦略との一体化をさらに深めるために「集団的自衛権」の行使容認に踏み込みました。自衛隊を「国防軍」に変える目標をはっきりと掲げた自民党の「憲法改正案」は、基本的人権・国民主権・平和主義という3原則すらかなぐりすてる中身になっています。そこに、大資本のための新自由主政策と重ね合わされた極右国家主義という安倍政権の本質が浮かび上がっています。

 こうした政治の流れは世界的な資本主義の危機と深く連動しています。世界では1%の特権的階級のために99%の 労働者民衆を切り捨てる社会のあり方の変革を求める運動が、欧州、米国、そしてアラブ世界などで広がっています。 こうした運動には、「下からの民主主義」「広く結びつく連帯関係」が志向され、諸個人や運動体間の差異、思想的相違を理解し合い、多様でありながら力を合わせ「連帯して行動する」スタイルが大事にされています。

 私たちは今年、こうした日本と世界の人びとの運動に根差した、自由で公正で人権が保障された平和で民主主義的な社会、地球環境といのちを守る社会の実現と、現在の資本主義のシステムではない社会・経済・政治のあり方をめざすという思いから「反資本主義運合」(準)の形成を呼びかけました。「反資本主義連合」という構想は、さらに多くの皆さんと討論しながら具体化させていくものです。