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乱 鬼龍(川柳作家、ジグザグ会呼びかけ人、経産省前テントひろば運営委員)

乱さん よく主体の危機だと言われる。それは間違いない。今日の矛盾と危機は深い。それは危機だと思っている私たちが考える以上に、ものすごく深く、大きく、根底的だと考えるべきだと私は思う。この現実を、文字通り革命的に、その根本から変革する主体そのものが、存在しない。あるいは、極めて乏しいということが、本当の危機なのだと思う。

 この主体の根底的危機なのだということの厳しく、謙虚な認識を、ほとんどの左翼も、人びとも、深く理解していないということが、より危機なのだと思う。しかし、実は、問題はこれから先で、だとしたら、本当に、今日の状況を革命的に変革できるだけの、歴史的主体を、どうやったら創り出すことができるのかどうか。今日の時代の岐路は、そこが問われているのだと思う。

 私たちは、その歴史的な要請に応えるだけの、まず「質」を持っているのか。懸命につくり出し、実行しようとしているのか。私自らの課題でもあるが、根本から問われている。あれこれの議論・空論の時代は、もうとっくに終わっている。                                 (ジグザグ会新年旗開き挨拶より)