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 この年末にあたって、あらためて沖縄での菅原文太さんのアピールをみてみました。



 泣いた。

 文太さんが亡くなったのは11月28日。この沖縄での集会は11月1日。
 文太さんのこの思いは、わたしたちの大先輩の世代、戦争を体験した世代の人たちの多くにとって共通の思いだったはずです。こうした人たちが、いわゆる戦後日本の民主主義・平和主義を根底で支えてきたのだと思います。

 た しかに、戦後日本の「平和と繁栄」は沖縄を犠牲にし続けてきたものだったし(沖縄には「戦後」は来ていない!)、日本帝国主義が長く侵略・植民地支配して きたアジア太平洋地域の人々への戦争責任をきちんと果たせなかったばかりか、日米安保体制のもとで経済侵略・再侵略をして日本経済はうるおってきたし、国 内でも、民族差別、部落差別、障害者や病者への差別、被爆者差別、女性差別、公害被害、最下層労働者の収奪と排除があった。

 民主主義・平和主義とおめでたくいえない現状もあります。
 そして今、あの憎むべき日本国家、安倍政権が、戦後史をひっくり返すような一大攻撃に出てきています。

 来年は、ひとつ決戦の年です。
 統一地方選と5~6月過程は特に!
 わたしたちがきちんと運動を組織し、新たな陣形をかため、安倍政権と対決するアクションを議会でも街頭でもつくってかなければならいと思います。

 職場・学園・地域から奮闘しよう!

 ↓文太さん、6月日比谷での発言もよかったです。



 文太さんには思い入れがあります。
 わたしが高3の頃、故郷の山梨県富士吉田市だけでしか放送されてないCATV富士五湖で大河ドラマ「獅子の時代」(山田太一脚本。加藤剛準主演。1980)の再放送をしていました。わたしが、今に至るまで自由民権運動に対して「郷愁の念」のような思いを感じるきっかけとなった作品でした。

 そして、3・11の翌年の1月、ETV特集「日本人は何を考えてきたのか 自由民権東北で始まる」のナビゲーターとして文太さんが出ていました。

 彼も東北出身でした。
 わが山梨県に移住し、農民になっていた文太さんは本格的に市民運動に参加していきました。
 戦争をさせない1000人委員会のよびかけ人にもなりました。

 文太さんが死んだことを知り、一度も話したこともないのに、昨日も今日も泣いた。

 東北出身の文太さんは1980年の大河ドラマ「獅子の時代」に主演したこともあり、自由民権運動に関心を持ち続けてきました。今日まで継続する民衆闘争の長い歴史は、わたしに勇気と確信を与えてくれます。

獅子の時代最終回