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 反原発ジグザグ会は、来る9月23日、さようなら原発1000万人アクションの主催による「フクシマを忘れない!再稼働を許さない!さようなら原発全国集会」の趣旨に賛同し、これに参加します。もちろん私たちと共に参加されることを呼びかけたいと思いますが、それ以外でも参加形態を問わず、多くの皆さんが、主催者の呼びかけの趣旨に則り、本集会に結集されることを呼びかけます。

 なお、本集会への参加にあたり、あらためて以下のような提起(呼びかけ)を行います。下記の呼びかけに賛同していただける方を、個人・団体を問わず募集いたします(締切9月23日朝)。賛同してもいいよという皆さんは、このエントリのコメント欄、もしくはzigzagkai@gmail.comまで、お名前(本名でなくても可)、所属や肩書き(あれば)、メールアドレス(非公開です)をお知らせください。よろしくお願いいたします。

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9・23反原発全国集会での反資本主義派統一行動の提起

 私たちは昨年の10・13日比谷反原発集会への参加をきっかけに活動を続けている、個人・有志の集団です。この一年間、反原発運動をはじめ、国家秘密法反対闘争や、集団的自衛権、沖縄辺野古連帯などの活動に、個人や団体の枠を超えた取り組みを行ってきました。大衆的な呼びかけとしては、たまにネットで告知する程度のことしかできませんでしたが、昨年10・13ではデモ出発前30名(最大時80名)で初登場し、本年3・9日比谷集会でも最大時50名ほどで参加しました。その他の様々な活動にも、常に数名から十数名で参加を続けています。

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 昨10・13集会(写真左)、 本年3・9集会(写真右)

 私たちの活動の動機は大きく言えば二つです。一つは社会変革・反資本主義の立場からする反原発運動を求めていたということがあります。そして二つめに は、私たちのような個人や小団体が運動や統一集会に参加しようとする時、どこにも行く場所がない、入りたくなるような隊列がないということです。それなら ばもう文句や愚痴を言って他人や時勢のせいにするのはやめよう、たとえ数人で恥をかいてもいいから自分たちでやろうとしたのがはじまりです。

  私たちのような個人大衆にとって、今一番の不満は、反資本主義左派が「潮流」として存在していないということです。確かに集会場のあちこちに、左派系の団 体や党派の皆さんが「正しい主張」を掲げて「登場」し、「当日の闘争を打ち抜い」ておられます。万余の大衆に混ざってデモをし、その団体に参加している方 には満足感や達成感もあるのでしょうが、大衆的にはその存在が伝わりません。主張内容や日々の活動には素晴らしいものがあるのに、本当にもったいないと思 います。

 以上のようなことを踏まえ、来る23日の亀戸中央公園における反原発全国集会において、目に見える形での反資本主義左派の統一 的な登場を要望(提起)します。本来、数万規模の会場において「潮流」と言いうるためには、千人規模の隊列が必要だと思います。ですがまずとにかくはじめ ることが大切だと思います。最初は30人でも50人でもかまいません。「やらない」理由はいくらでも考えられますが、燎原の炎も最初の火花がなくては永遠 にはじまりません。試行錯誤を繰り返し、時には失敗を重ねて嘲笑されてでも、やるべきことを模索し続けるべきだと考えます。なにより安倍内閣の暴走を前に して、今らないでいつやるのか、まさに左派の存在理由が問われている時だと思います。今回の呼びかけにいたった所以です。

2014年9月16日 反原発ジグザグ会
【呼びかけ人】
 西葛西善蔵(大学非常勤講師)、乱鬼龍(川柳作家)、岩山昇太(社会運動家)
 まっぺん(レッドモール党)、草加耕助(サイト旗旗主宰)
【賛同人】
 井田敬(上智大学 学生)、木本将太郎(早稲田大学 学生)、水畑令(慶応大学 学生)
 黒川かおる(慶応大学 学生)、中野由紀子(出版労働者)、花田娯作(一般市民)
 戸田ひさよし(大阪門真市議・革命21)